下灘 [愛媛]
プリウスでゆく夫婦のドライブ、下灘。
海の見える駅。
松山から宇和島までの移動の途中、無理言って寄ってもらいました。
かなり田舎にあるのですが、賑わってます。
ロケ地として有名みたいです。
ちょっと位置はずれるけど、きっと夕陽も綺麗でしょうね。
電車が来るとよかったのですが、本数が少ないのです。
愛媛の知人に聞きましたが、日本一遅い新幹線っていうのがあるようです。
新幹線の顔した一両の電車、っていうことかしら。
見たかったな。
大晦日だというのに、真夏のような空でした。
またいつか来れるかな、来れないだろうなぁ、来てみたい。
真っ青な空。
2018年12月31日。
坂の上の雲ミュージアム [愛媛]
プリウスでゆく夫婦のドライブ、松山。
坂の上の雲ミュージアムに行きました。
おっと、その前に、秋山兄弟の生誕の地を訪ねました。
年末休みで拝観はできませんでしたが。
秋山兄弟の像がありました。
この地で生まれ育ったのかと思うと感慨深いですね。
桜?
ミュージアムの窓から見た景色。
萬翠荘、近くで全体像を撮りたかったけれど、ど真ん中を改修工事中で残念。
奥にあり写ってませんが、漱石が親しんだ愛松亭という名の珈琲店がありました。
坂の上の雲ミュージアムの中。
米子の植田正治写真美術館のようにコンクリート打ちっ放しの近代的な建物。
展示物に時々小説の一節が出てくるのですが、
ドラマの場面を思い出して、ぐっと込み上げてくるものがありました。
もう一度一挙放送してほしいなぁ〜。
NHKさん、よろしくお願いします^^
以下、補足。
「まことに小さな国が開化期を迎えようとしている。」
という司馬遼太郎の小説の書き出しで始まるナレーションが印象的。
「この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける
最も古い大国の一つロシアと対決し、
どのように振る舞ったかという物語である。
主人公は、あるいはこの時代の
小さな日本ということになるかもしれない。
ともかくも、我々は
3人の人物のあとを追わねばならない。
四国は伊予松山に、三人の男がいた。
この古い城下町に生まれた秋山真之は、
日露戦争が起こるにあたって
勝利は不可能に近いといわれた
バルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦を立て、
それを実施した。
その兄の秋山好古は、
日本の騎兵を育成し、
史上最強の騎兵といわれる
コサック師団を破るという奇蹟を遂げた。
もう一人は、俳句、短歌といった
日本の古い短詩型に
新風を入れてその中興の祖となった
俳人、正岡子規である。
彼らは明治という時代人の体質で、
前をのみ見つめながら歩く。
登って行く坂の上の青い天に
もし一朶の白い雲が輝いているとすれば、
それのみを見つめて坂を登って行くであろう。」
この冒頭の後半だけで、鳥肌がたちます。
特に最後の三行。
またじっくり読んでみたい物語です。
道後温泉 [愛媛]
プリウスでゆく夫婦のドライブ、しまなみ海道で今治に渡り、松山に到着。
道後温泉は、「日本書紀」にも登場するわが国最古といわれる温泉です。
「千と千尋の神隠し」のモデルとなった温泉のひとつです。
今月14日から改修工事に入るので、この姿が見られるのは最後です。
お客さんがひっきりなしに来るので、仕方ない、長時間露光で流しました。
屋根にシンボルのしらさぎ像も見えますね。
通りに面した方は静かです。
とっておきはこれ。
どうです?
斜め後ろから全体像。
ちょっと気に入ってます。
私たちは神の湯 入浴のみのコース410円、発券機で購入。
いつでも温泉があれば寄れるようにタオルだけは持参してます。
中の番台でシャンプーと小さな石鹸(40円とか50円くらいでした)を購入。
これがみかん石鹸、なんとも松山らしい!
お湯は熱すぎず、どちらかというとぬるめかも。
ですが湯からあがっても全然湯冷めしなくて、12/30の夜だというのにぽかぽか。
夏目漱石の坊ちゃんにも登場する道後温泉。
風情のある温泉でした。
坊ちゃん列車。
道後温泉駅。
名残惜しいけれど、道後温泉にさよならしてホテル&夕飯。
松山はとても賑やかな街でした。
いつものように地元の店で郷土料理、新鮮な魚や伊予牛など堪能。
繁華街を歩いていたら、カツオの藁焼きの店が!
今は満席だけど1時間後に来てくれと言われたので、近所の昭和風のバーで待つことに。
居心地よい店で、お客さんともお店の人とも楽しく過ごしました。
伊予柑ハイボールが癖になりそう。
ここでまた奇跡が。
日曜だけバイトの男性が次男の大学の先輩でした。
大学だけでなくキャンパス、学部、専攻まで同じでした!
夫は滋賀県に関わる人を呼び寄せるんですかねぇ。
で、さきほどのカツオ、1時間後に行ったら、カツオがなくなりました、ですって!
はぁ〜?!来いって言ったんだから一本残しておきなさいよ!
あえて名前は出しませんが、有名藁焼きチェーン店です。
大分でもなんども関サバ関アジに縁のなかった私、藁焼きにたどりつけるのでしょうか。
つづく。